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千駄木で面取って 

面取(めんとり)とは何だ。
昨日投稿の最後に記した言葉「面取」。。。

さて試しに、お家でもお店でも、その建物の枠とか柱とか、、、木の角の部分を触ってみてください。多かれ少なかれ、たぶん角がとれています。とれていないと・・・たぶん痛いはず。
それが面取。

1013-1.gif

この縁側にも(左)。
あの天井にも(中央)。
そのコンクリートの構造にも(右)。
どこにでも面取が潜んでいる。

さあさあ。今日の仕事は、昨日のうちに加工した材料の面を取ること。
じゃあどのくらい取るかというと、、、だいたいふつう「糸面(いとめん)ね」って言われる。
糸面というのは、ほんの糸屑くらいの面を取ることを指していて、職人によってその寸法はまちまち。かなり取る人もいれば、あまり取らない人もいる。
ちなみに今日は、ほとんど取らない糸面。
建物の設計者はたぶん、糸面のことまで口出ししないから、おおむね職人の好き嫌いによって糸面の寸法が決まっちゃうでしょう。もし設計者の人は、糸面の寸法(ほんの少しとか、結構大きめとか)なんかを職人に伝えると、相手はどきっとすると思うから今度言ってみるのもいいかも。

さて本題。どやって面を取るかというと、、、この秋おろしたてのこの小鉋(こがんな:写真左)で、すーーーっとやる。
全ての面を取っても仕方ないので、化粧(けしょう)となる部分だけ。ちなみに化粧というのは、単純にいうと、建物がたち上がった際に見える部分のこと。

1013-2.gif

鉋をかけるときの注意その1として、かける方向がある。
概して木の木目というのは、鉋をかける面に対して斜めに入っていることが多い。で、その斜めの木目に逆らうと、ササクレみたいになってしまうことがあるので要注意。。。それとは反対に、木目に対して素直にひくと奇麗にかかる、と。
ちょうど写真(写真右)の材料であれば上から下へひくとよいのです。そうすればおのずと小鉋には糸面の糸くずが、するするするっと巻き付いてきます。
で、全ての材料の面を取って終了。

1013-3.gif

ビニール紐で結んで整理。持ち運びやすいように、後で現場で分かりやすいように。
しかしこやって結ぶときにも1つの注意点が。。。それは、各々の化粧面を合わせて抱かせましょう、ということ。
そうすれば運搬の際に、万が一どこかにドーンとぶつけても、化粧面はだいたい保護されるというわけです。
まあでも、化粧材はゆっくりと慎重に運ぶのが一番。

さ、来週ついにこの枠たちが取り付けられますよ。
乞うご期待。。。
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